top of page
  • nilejapan

【シックとアース・ウインド・ファイヤー、マジソンスクエア・ガーデンに登場】



アメリカの「コンサート・ブロガー/ミュージック・マガジン」というウエブ・サイトに、先日のナイル達シックとアース・ウインド・アンド・ファイヤーとのツアー「2054ツアー」のマジソン・スクエア・ガーデンでのライブ評が掲載されていました。

コンパクトにまとられたライブ評と、そこに掲載された美しい写真をぜひ多くの方に知っていただきたいと思い、先方に当サイトの転載の許可を頂きました。

記事によるショーの臨場感をLJ.モスクビッツさんの文章と写真でお楽しみ下さい。

コンサート・ブロガー・サイト(アメリカを中心とした色んなライブのライブ評を読むことが出来ます)

LJ.モスクビッツ(ライブ・レビューと写真を投稿したライター)

WEBサイト:SHUTTERCHICK.COM

「僕は過去に生きていたくはないんだ。でも、訪れるにはいい場所だよ」

2017年8月7日 –先週のマディソン・スクエア・ガーデンの外の世界では、90年代があたかも戻って来たと信じてしまうような流行があるようだが、伝説的な会場、マジソン・スクエア・ガーデンにいるオーディエンスにとっては、そこにあったのは全て1970年代のスタイルであった。オーディエンスは2017年シーズンにおいて最も楽しいショーを見るために雨の月曜日をものともしないどころか、大満足していた。


「2054ツアー」は シック・フィーチャリング・ナイル・ロジャースと、アース・ウインド・アンド・ファイヤーという二組のバンドがヘッド・ライナー、というツアーである。アース・ウインド・アンド・ファイヤーは近年、いくつかのバンドとツアーを行っていたが、ディスコ仲間とも言えるスーパースター、ナイル・ロジャースとツアーに出ると、彼らは合計4時間もの間、ファンをずっと興奮させて続け、そして燃え尽きさせてしまうほどの空気を生み出すのだった。


その日のショーはシック・フューチャリング・ナイル・ロジャースのパフォーマンスから幕を開けた。 ロジャースは数十枚ものチャートの上位を記録したヒット曲の執筆やプロデュースをしている。ロジャースはシックの2人のリードシンガーのうちの一人であるキム・T・デイヴィスをフューチャーして楽曲の製作をしており、現在、彼女のソロ曲はチャート1位を記録している。彼女のシングル曲「マイ・ファイヤー」は、この夏のダンスチャートのトップ座に輝いていたのだ 。

シックのショーのセット・リストには、話題となったキンバリーのシングル曲や、2015年にシックの新曲として話題になった「アイル・ビー・ゼア」といった曲は含まれておらず、代わりに、バンドは「エブリバディ・ダンス」「愛して欲しい」「おしゃれフリーク」というダンス・フロア・クラッシックといった曲で1970年代の雰囲気をキープし続けていた。セット・リストには、他にもロジャースの50年近くのキャリアにおいて、他のミュージシャンンと仕事を共にしたぼう大なカタログの曲も含まれていた。

オーディエンスはシスター・スレッジの曲「ウィー・アー・ファミリー」や、2013年のヒット曲でダフト・パンクと作った「ゲット・ラッキー」といった曲にも大興奮だった。さらに全米№1となったシックのシングル曲「グッド・タイムス」は、ロジャースと長年の相棒・コラボレーターであったバーナード・エドワーズの永遠の影響力というものを、オーディンエンス達に呼び起こす手助けをしていた。 この曲は数多くのミュージシャン達をインスパイアし、ロックバンドのクイーンや、ザ・キュアー、ラップ界の大御所フラッシュ、それにビースティ・ボーイズによってサンプリングもされてきている。 ロジャーズは、「グッド・タイムス」の最も良く知られたサンプリング曲、シュガー・ヒル・ギャングの「ラッパーズ・デライト」に新しいリリックを乗せて歌いその夜のショーを終えたのだった。



閲覧数:9回
bottom of page