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ナイル・ロジャース、単独での受賞。「ロックの殿堂」入りへのほろ苦い思い。



来年度で32回目になる「ロックの殿堂」の式典で、ナイル・ロジャースは明快な喜びと明らかな謙虚さで最優秀音楽賞(ミュージカル・エクセレンス賞(音楽優秀賞)…音楽史を変えたパフォーマー、ソングライター、プロデューサーに)を受賞する予定だ。

彼の心中には受賞への喜びと相反する思いがあり、当惑している。

同賞の「名誉」最も(最近では2015年にリンゴ・スターが受賞している)は、彼のバンド、シックが11回目の受賞を逃した後にロジャースの手に渡ろうとしている。その違和感は「ロックの殿堂入り」をどう捉えるべきなのか、と受賞における自信を彼から奪うのだった。

「僕はいま誰よりもショックを受けているよ。」とブロンディのニューアルバムをミキシング中のロジャースがビルボードに対してこう告げた。「正直吹っ飛んだ。だってシックからシングルはリリースしていないから受賞なんて期待していなかった。それで、すぐに変な感じがしたんだ。シックから外れて『ナイル、君はロックの殿堂入りを果たしたよ。でも他のメンバーは・・・』なんて言われて・・・勿論、狂いそうなくらい嬉しいし光栄に思ってる。でもちょっとほろ苦い気分なんだよ。これまで自分のやってきたこと全てにとても誇りをもっているし、シックに対しては特にそれを感じている。」

ロジャースは勿論賞を受理するつもりだ。彼の彼のプロデューサーとしての仕事について、共同製作者であるデビッド・ボウイ、ダイアナ・ロス、デュラン・デュラン、キース・アーバン等、数々の名だたるアーティストの為にも。2013年にはダフト・パンクの”ゲット・ラッキー”、彼の最新作クリスティーナ・アギレラの”テレパシー”もスマッシュヒットとなった。しかし彼の功績はシックとは切っても切り離せないものなのだと彼は主張する。

「これまで沢山の素晴らしい仕事を成し遂げてきた。でもシックのためでなければ何も出来なかっただろうね」とロジャースは説明した。「シックは僕がやり遂げてきた仕事の全てのきっかけなんだよ。デビッド・ボウイの僕に対する知識はChicによって創られたものだ。どんな思いがあったかは解らないが彼は『私はダイアナ・ロスとあんなすごい仕事をしたナイル・ロジャースと仕事がしたい』って言ったんだよ。僕らはそれぞれ別な活動をしていた。(音楽を通せば解る)ミュージシャンに嘘はない。これは自慢でもなんでもない。僕は信じてる。僕達シックはシックの音楽を聴いて、影響を受け、愛してくれて、彼らの中にそのエッセンスを取り込んでくれている人を良く解っているんだよ。」

ロジャースがシックに対して最も望んでいる事、(シックは2017年中に 「イッツ・アバウト・タイム」をリリースするつもりだ)それは投票によってシックが本来の「ロックの殿堂入り」を果たすことなのだ。 「もし来年シックとして再びノミネートされたら12回目の正直だ。考えるだけで興奮するよ」 「シックはシックとして存在し続けているんだ。僕たちはアトランティックレコードで37年間No.1レコードを売り続けている。僕たちのシングル”グッド・タイムス”は3度No.1を取っているんだ。全世界的にスタンダードナンバーであるべきだよね。もし君が野球選手で毎年300本のヒットを飛ばせるとしたら?自動的に殿堂入りするよね。そういうことなんだよ。僕はそれと同じ事がシックにも起こるべきだと思ってるんだ。」

ロジャースはシックがディスコミュージックのバンドだと言う認識がある。従って、シックがロックバンドでない事も彼は承知の上だ。しかし彼はこの先入観を払拭したいのだと言う。「僕たちは当初基本的にロックとブルースを演るバンドとしてスタートした。でもロックのオリジナルソングではうまくいかなかくてついにダンスミュージックの曲を書き上げたのさ。そこでチャンスが巡って来たわけなんだ。」とロジャースは想起する。「僕は長い間ロックが崇拝される世界に身を置いてきた。不満を感じていたけど、僕たちはチャンスを掴むために自分達のスタイルを変えた訳だよ。でも僕はロックには思い入れがある。そしてそれは不変だ。君たちはカテゴライズされた考えを解き放った方がいいね。」

4月7日にバークリーズセンターで行われる式典でロジャースがシックのロック殿堂入りを訴えることにやっきになろうとしてる訳ではない。「僕はそんな男じゃないよ。それは僕のキャラじゃない」と彼は言う。「礼儀を欠いて混乱させるのは僕のスタイルじゃないんだ。(シックの受賞を望むのは)僕の個人的な気持ちだし、もし僕たちがそこ(授賞式)にいるべきじゃないってことなら、そういうことなんだろうと思う。僕は構わないよ。でも僕だけがそこにいてシックがいないというのは、やっぱす少し変な気分なんだ。僕だけが受賞するんだよね?『どうやってその結論にたどり着けばいいんだろう?』なんてね」

情報元:billboard


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