Ralph Rolle

( drums, chorus, lead vocal on “Let’s Dance”)

photo by Mance Thompson
 

NY市ブロンクス在住。
 シックへの参加は2007年。
 シック以前から久保田利伸のバンドメンバーとして来日している
ので、
そちらで先に彼を知っていた方も多いかもしれない。
 

 シック参加直後のモントルー・ジャズ・フェスティヴァル出演時、クロウド・ノブス(同フェス責任者、2013年没)がロジャースに「トニー・トンプソン以来のシックにフィットしたドラマーだね」と感想を述べたそうで、それをロールはとても誇りに感じている。
 

 祖母のレシピを活かしたというクッキー店「ソウル・スナックス」オーナーでもある。
 

 2010年のレパートリー拡大にあたり、彼の出番(ヴォーカル&ドラムズ!)である「レッツ・ダンス」が追加された。「僕はデヴィッド・ボウイが大好きで彼のスタイルを真似していたんだ。通りを歩くとみんなが『あれ?ボウイじゃない?』と振り返ったものさ」あるいは「僕はデヴィッド・ボウイのツイン・ブラザーなのさ!」などとライヴ中に話す事もある。まさか!?(笑)

 

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Ralph Rolle インタビュー

2016/12/10

 

シックのドラマーとして2007年よりバンドに加わったラルフ・ロール。バンド・メンバーとしての活動歴も10年になろうとしている彼は、今やシックのショーに居なくてはならないグルーヴ・メイカーです。ラルフはシックの他にも様々なアーティストのサポートを(世界中で)行っており、日本のアーティスト達とも深い縁がいくつもあります。さらには、近年彼が以前にも増して情熱を注いでいる「ドラム・クリニック」を日本でも数多く開催しており、このインタビューを行った2016年12月の来日も、昨年中では、なんと4回目の来日でした。

来日の度に、生徒は増えており、ミュージシャンを集めて開くセミナーの他に、ラルフはジャムセッションへの参加や個人レッスンなども請け負いつつ自身が出演するライブの予定も抱えている、というのが、ここのところの来日滞在スケジュールのパターンとなりつつあります。忙しいスケジュールの合間を縫って、このように日本を気に入ってマメに来日しては、あらゆる形で私達をエンターテインしてくれるラルフへ、当ファンクラブからも感謝の気持ちと応援のエールを贈るべく、インタビューを大公開します!

インタビュー当日も、ドラム・クリニックの合間の忙しいひとときではありましたが、どの質問にもちゃんと丁寧に答えてくれたラルフ。短時間ながらも、ラルフの思いやパーソナリティに触れることの出来たインタビューとなりました。次回からシックの音源やショーがちょっと違って聴こえるかも知れません。もちろん、ラルフのファンの方にも楽しく読んで頂けると思います。インタビュー終わりに、ラルフはビックでクールな「宣言」もしてくれました(笑)。ぜひ、最後までお楽しみ下さい!

(インタビュー聞き手:CHIC FREAKSファンクラブ  文責:CHIC FREAKSファンクラブ)

文章・写真の転載コピーは一切禁止とさせて頂きます) 

― こんにちは、ラルフ。お元気ですか?

 

「やぁ、どうも。うん、元気だよ」

― 今回で、2016年の来日はなんと4回目となりましたが、来日の最大の目的とは何でしょうか?

「今回日本に来たのは、何人かの人たちとビジネスに関する話をするためなんだ。あとはショーをやってレッスンをする。そんなところだね。あ、クッキー・ビジネスの話も進めているよ」

― クッキー・ビジネスが気になります。日本で(販売を)再開できそうですか?

 

「僕のクッキーのカンパニー『ソウル・スナックス』は順調だよ。まだ今は日本で事業展開するための最適のビジネスパートナーを探している最中なんだ」

― お忙しいとは思いますが、お仕事以外で何か楽しみにしていることはありますか?

 

「食事だね!(即答)」

― 日本食ですね?

 

「そう、お寿司!」(ラルフはお寿司が大好物です。特に貝系とウニ!)

― では、ドラム・クリニックについてお伺いします。今日のクリニック(2016年12月10.日実施 「ラルフ・ロール プレミアムドラムクリニック」於:音楽スタジオ ワイルドフラワー/千葉・行徳)はドラマーにフォーカスしたものですが、あなたはドラマーに限らずすべてのミュージシャンの為のクリニックも開催しますね?

 

「ああ、ちょうど先週(東京)小岩でやったクリニック(2016年12月7日実施 「ラルフ・ロール プレミアム・ファンキーセッション hosted by王子聡&佐藤寛二」於・ライブシアター・オルフェウス/東京小岩)がそうだったんだよ。とてもたくさんのミュ

ージシャンが来てくれて、僕はみんなの前で音楽について語ったり、皆と一緒に演奏したりパフォーマンスについてアドバイスをしたりしたんだ。とても楽しかったよ」

 

― どうしてドラマーに特化することなく、全てのミュージシャンへのクリニックを行うようになったのでしょう?

 

「僕のドラムクリニックでは、具体的な技術の他に、演奏を仕事にしていくために必要なことがどういうことなのか、僕がかつて実践したり学んできた方法について話をすることが多いからなんだ。どうやったら職業としてギグし続けられるかっていう話をね。…そうだな、僕のクリニックって、60パーセントがドラミングに関することで、あとの40パーセントがモチベーションについてだったりするんだよ」

 

― あなたは教えることが大好きで、今までたくさんの生徒をクリニックで教えて来ました。モチベーションにも言及していくというあなたのクリニックで、あなたが生徒に一番学んで欲しいと思うことは何でしょう?

 

「それは『情熱というものに注意を払う』ってことだね。そのことで人生を生きることや、音楽に対する考え方へのドアがいくつも開いて、色んな可能性を見出すことが出来る。そしてそれはミュージシャンでいることにとても役立つからだ。パッションを持って全てのことに対峙する大切さを、いつも学んで欲しいと思っているよ」(言い終わった後も「パッション!パッション!」とカメラを見つめ声を出さずに口をパクパクするラルフ)

― 数多くのクリニックを通して、あなた自身も成長を感じることはありますか?

「これは、何度も言ってることなんだけど…僕と生徒、どっちが教えているのかって時々判らなくなるときがあるんだ。いつだって僕はあらゆるものから何かを学んでいて、そのことが僕の人生をより良くしてくれている。ギブ・アンド・テイクなんだよ。だから、僕と生徒の違いというのは、僕の方が多くの経験があるっていうだけだろうね」

― では、2016年を振り返ってお話を聞かせて下さい。2016年もいつも以上にあなたは忙しくて、実に沢山の仕事をしてきました。まず、グラミー賞授賞式のステージで、デビッド・ボウイのトリビュート・ショーをレディ・ガガやナイルと共にパフォーマンスしました。準備も大変だったと思います。そしてシックのメンバーとして、デュラン・デュランとツアーも成功させましたね。本当に色々あったと思いますが、今振り返って、あなたにとってどんな年でしたか?

 

「うん、実に…実に興味深い一年だったな。まず、(グラミーのステージをやる前の)今年の初めに、ソニー・レコードのCEOであるL.A.リードと仕事をしたんだ。僕は彼のパーソナル・インストラクターだったんだよ!

L.A.リードが「BETオナーズ」というTV番組への出演が決まって、そこでドラムをプレイすることになった。彼は久しくドラムをプレイしてなかったから、その為にドラム演奏をブラッシュ・アップする必要があったんだ。そこでそのインストラクターに色んな人が、僕を推薦してくれて…、とても有名な番組プロデューサー(ファーギーやアリシア・キーズを手掛けたことで知られる)なんだけど、レミーやラームといった人たちが僕のことを推薦してくれて、それで僕は彼のレッスンを請け負ったのさ。

実際会ってみると、L.A.リードはとてもナイス・ガイだったね。僕たちはすぐに仲良くなったんだ。僕は彼と素晴らしい時間を過ごせたよ。

そうやって、2016年がスタートしたんだ。・・・僕の2016年の話、この調子でもっと続けるべき?(笑)

― では、次に2016年デュラン・デュランと一緒に回ったツアーについて聞かせて下さい。シックとデュラン・デュランが一緒に回ったツアーはとても長期間でしたよね?

 

「そうだね、、、うーんと2ヶ月くらいかな?実はちゃんと覚えてないんだよ(笑)。とにかくたくさんのショーをやった。アメリカ全土を回ったからね。東海岸、西海岸、もちろん中部も。カナダにも行ったよ。

(注:実際は2016年4月キックオフ。途中2ヶ月ほどブレイク期間をおいて9月上旬まで回った。計約30公演)

楽しかったなぁ。デュラン・デュランのメンバーは全員いいヤツなんだよ。とても親切だしね、ツアーを通して僕たちはすごく仲良くなったよ」

― 長いツアーの始まりと終わりでバンドに何か変化などはあったでしょうか?

「ノー、ノー!僕たちバンドはツアーのスタート時からすごくいい調子だった。テクニカル・スタッフも完璧な仕事をしてくれたし、何もかも全てうまく行ったよ。本当に楽しいツアーだったよ。そうだ、楽しいと言えばシックとデュラン・デュランでディナーに行ったりもしたよ。『バンド・ディナー』だね。あれはケッサクだった!」(ここまで話して思い出し笑いをかみ殺しているラルフ笑)

― バンドとして、長いツアーを廻る時に最も重要なこととは何だと思いますか?

 

「体調管理だね。十分な休息とちゃんと食べること。ツアーするとなると、とにかく移動が多いし、健康に注意することがすごく大事だ。適切な食事はね、特に大事なんだよ」

― では次に、ここで改めてシックについての話を聞かせて下さい。あなたは現在、伝説的バンドであるシックのリズムセクションを担当されていますが、バンド創設時のそのパートのメンバー、つまりバーナード・エドワードとトニー・トンプソンについてはどんなイメージを持っていますか?」

 

「実は、これまで僕はバーナードとトニーにお目にかかる機会には恵まれなかった。残念なことだけど。バーナードは間違いなくアメリカのベスト・ベーシストの一人だね。音楽そのものや、サウンド・プロダクション、音楽への

アプローチは本当に、本当に、正確で全て的を得ているんだ。そういう彼のスタイルって他には類を見ないものだよ。もちろん、ナイルだってずっと以前から、そしてもちろん今だってすごいんだけど。

トニーについては、すごくロックが好きなドラマーなんじゃないかと思うよ。シックで彼がドラムを叩いてた時もメチャカッコ良かった。でも、もしかしたらシックの後、パワー・ステーションに移った時が彼の真骨頂だったんじゃないかな。パワー・ステーションの音楽を聴いたとき、そう思ったりしたな。彼にとっては、パワー・ステーションというバンドがあったことはすごく良い

事だったんじゃないかな」

― ナイルはよく『日本のファンはとても細やかに自分達の音楽を聴いてくれる』と言ってくれるのですが、そのことについてはどう思いますか?日本のファンについてどう感じていますか?」

 

「日本のファンのみんなって、とても献身的なんだ。何年にも渡って僕たちのショーへ足を運んで応援してくれるファンがたくさんいるんだよ。いつもパーティ同然で大歓迎してくれるんだ。みんなすごくクレイジーだよ(笑)!ノリがいいからね、いつだって楽しいよ。

実は最近、僕たちはとても仲の良かった日本のファンの一人を亡くしてしまった。彼はシックやファンク・ミュージックを本当に愛してくれていたんだ。彼が亡くなってしまった後に改めてフェイスブック・ページを見てみたら、彼は全てのシックのショーに来てくれていて、その時の写真を全て投稿してくれていたのさ。そんな大切なファンを失ってしまったんだ。僕たちはとても寂しく思ってるよ。

彼もそうだったけど、日本のファンはいつも前向きに僕らの音楽を聴いてくれる。とても熱心に一生懸命聴いて楽しんでくれるから楽しいよ。そう、日本に来ることはいつだって楽しいのさ!」

 

― では、2017年のあなたの抱負を聞かせて下さい。どんなことを計画していますか?」

 

「2017年は、今やっているようなドラム・クリニク・ツアーを、今までよりもワールド・ワイドに展開して行きたいと思ってるんだ。ドラムそのものを教えると言うよりは、音楽に対する考え方なんかを教える、そういう、モチベーション・スピーキング・ツアーのようなクリニックをやりたいな。実はもうそんなようなことを、僕は今年からヨーロッパで始めているんだ。一方ではドラム・クリニックをやって、一方では大学で講師のようなことをね。あ、それからセレブ・シェフにもなって(笑)クッキーのレクチャーもやったよ!そういったことをね、2017年は機会を増やしてもっとやりたいと思っている。僕は、本当にティーチング、教えることが大好きなんだ!」

 

― シックの日本公演についてはどうですか?実現するでしょうか?

 

「2017年は・・・そうだな、100パーセント実現すると思うよ!間違いなく、、、ね!」(カメラに向かってニッコリ笑ってウインクするラルフ)

― ラルフ、楽しいお話をありがとうございました。

      最後にファンのみんなへ、一言お願い出来ますか?

  We're making it funky with Nile Rodgers and CHIC.

 

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