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ナイル・ロジャース・アンド・シック ライブ・レビュー「ウォーター・フロント・ホール」 ベルファスト ノーザンアイルランド2019年6月5日



ライトが暗くなり、ミックス・テープがステージのスクリーンに映し出されてきた午後8時、ナイル・ロジャースが珍しく、まずひとりでステージへ現れてファンに挨拶をした。ファンを気遣い、ステージを隅々にまでくまなく歩ききファンに応える。今宵、一人の生ける伝説のミュージシャンによって、最高の音楽を享受できる喜びのために集まった全ての観客へ、感謝の気持ちを表していたのだった。


聴こえてくるミックス・テープの音楽がクラシック・ソングから他のクラシック曲へ流れていき、会場がパーティの雰囲気に達すると、見え得る限りの女も男も皆、腰を振ってブギウギを踊りだしていた。


よく知られている通り、ナイル・ロジャースとシックは、何度もソールド・アウトとなったショーで、ここアイルランドを盛り上げて来た。まさしく名声を築き上げてきたナイルと、彼が繰り出してきた音楽を愛する数多のファンとの背後には、数十年に渡って一流の音楽が控えている。


会場の周りを見回すと、あらゆる世代が揃った家族連れの観客達がそこにいた。彼らは人生をかけてナイルの曲について理解や共感を深めてきた。ナイル・ロジャースと彼の仲間たちの音楽を聴いていた母親の元で育った女の子は、今は大人の女性となり、会場でスピーカーからガンガンと鳴っている曲のひとつひとつから、自分の母親のその頃を追体験しているのだ。


まだ開演していないのに、会場はとんでもないとこになっていた!


8時30分になって、ステージの照明が明るくなり、6人のバンド・メンバーと、グリーンのドレスで着飾った美しい二人の女性がロジャー氏の両側から現れた。ショーが始まり、ホーン・セクションとキーボードの躍動感のある低い音が鳴って、激しく背中に音が響いて来る。グルーヴを感じるともう踊らずにはいられなかった。


彼らのショーにおけるミュージシャン・シップは、決して誰にも負けることはない。「愛して欲しい(アイ・ウォント・ユア・ラブ)」でのスラップ・ベース・ソロと、クールな管楽器によるフレーズは、ナイルのバンド・メンバーのクオリティを間違いなく際立たせていた。


これらの時代を超えたクラシックの美しさというのは、彼らの時代において非常に成功しただけでなく、その後の新しい世代の間で再燃し、また最近では人気アーティストにサンプリングもされていることにある。私たちはラジオやテレビ、広告で使われているこういったクラシックに囲まれていて、それらは日常生活に馴染んでいる。さらにこの数年後もなおナイル・ロジャースとシックのヒット曲が勢いを増すことこそが、音楽寿命の証明なのだ。


今夜の会場 - 「ウォーター・フロント・ホール」は通常は予約で埋まっていて、完全な着席シートに美しい音で埋まる所だ。後者については今回も同じだが、しかし今夜はパーティなのだ!ベルファストは始まりから終わりまで大音量に満ちている!シートエリアはこのとんでもないショーを一秒たりとも見逃したくないという、お祭り騒ぎをする人たちがぎゅうぎゅうに立ち込めていた。


ナイルが今までのキャリアで、一緒に音楽を作って来た沢山のアーティストについて、今夜のパフォーマンスのリスト化なんてことは簡単ではない。しかし何人かのビッグ・ネーム・ミュージシャンのハートや魂(ソウル)は、(ビッグ・ネームではない)普通の人々であるオーディエンスの元へ降りて来ていた。観客達は皆、ナイルと彼のバンドに全てを捧げていたのだ。ひとつのショーの中で一通り全ての曲をそこにいる全員が知っていることなんて珍しい、本当に珍しいことだ。にもかかわらず、さらにそれぞれの曲を全てすっかり理解しているなんて、とても信じられないことだけど、現に私はそのことに今興奮しているのだ。


もし、あなたがこのジャンルの音楽が好きなのにもかかわらず、ナイル・ロジャースとシックをまだ経験していないのなら、近くのショーを観に行くことだ。情熱を呼び起こし、ステージへ集まろう。さぁ、急いで!!


情報元:ROCK 'N' LOAD

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  We're making it funky with Nile Rodgers and CHIC.

 

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