Nile Rodgers

                    ( producer, leader, guitar, vocal)

photo by Mance Thompson
 

 ナイル・ロジャースはNY市で生まれている。母は十三歳の時に彼を宿した。継父はユダヤ系白人で、ロジャースの両親はNY市のヒップなカルチャー・シーン”ビートニク”の渦中に居た。ゆえに彼は幼い頃よりジャズ、プロテスト・フォーク、ポエトリー・リーディングそしてR&Bといったものに接していた。さらに六十年代半ばから後半にティーンエイジを迎え、アメリカのポップスとR&Rの黄金時代、ザ・ビートルズを旗手とした英国ポップ音楽、サイケデリック、ソウル、ファンク、そしてヒッピー・カルチャーやブラック・パンサー運動等などに遭遇、様々な音楽や思想を縦横無尽に吸収していく。


 

 また、彼は若い頃よりジャズとクラシックの教育を受けている。近年のインタヴューでも、ジャズのコードやハーモニーを導入したディスコ・サウンドがシックの特徴だと発言している。
 人種としての彼の出自はアフリカ系だが、後天的に体得した思想面・音楽面ではロックン・ロールな人物なのだとその言動から感じることができる(自分の仕事を "R&R business" と表現している)。別掲するシック以降のプロデュース作品や交友は広範なものだが、彼自身にとっては自然なものなのだろう。

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