エドワーズ唯一のソロ・アルバムは、ニュー・ウェイヴに傾斜したロジャースのソロよりもソウル・ファンに好まれている作品だ。バンド・アンサンブルと都会的なファンクを重視した、つまりよりシック的な内容になっている。但し、アルバムを通して聴くには、彼のヴォーカルは弱いというのが正直な所(これはロジャースも同様)。A2とB1の女性ヴォーカルはジョセリン・ブラウン。ザ・ミラクルズのカヴァーであるB1はエドワーズとのデュエット。彼女の初期の仕事としても重要な一枚だ。

 

 メイン・ドラマーはヨーギ・ホートンで、本作の端正な音作りは彼のドラミングに負う所が大きい。A1はドラム・マシーン。トンプソンはB3に参加、他の曲と較べると、「シックらしさ」に対する彼の貢献度の高さがよくわかる。A1&4のシンセサイザー・ベースも効果的。B1&2以外にロジャースが参加している。