Everybody Dance! (2011)

 2011年の四月は、エドワーズが東京で没してから十五年という節目であった。来日公演も予定していたロジャースは、それを記念して日本のみで発売する編集盤を提案し、日本側スタッフとアイディアを出し合って作られたのがこの二枚組だ。

 一枚目にはシックの主要曲を年代順に収録。アメリカでのシングル曲は全て収録されている。二枚目はロジャース&エドワーズ及びロジャースがプロデュースしたヒット曲の数々をランダムに。なんと豪華な顔触れだろう。こうして聴くと八十年代最高のヒット・プロデューサーは、ロジャースなのだと痛感する。

 最後の「アイ・ウォナ・ダンス」は新曲。世界中でこのアルバムにしか収録されていない! クール&ザ・ギャングとシック、それぞれの2010年当時のメンバーが共演している。この一曲目当てで購入する価値は充分にある。