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2019年7月11日2 分

ナイル・ロジャース&シック/ハリウッドボウル

最終更新: 2020年1月15日

ロス・アンゼルスの老若男女の魂(ソウル)が一堂に介し、7月4日のアメリカ独立記念日を、ヘッド・ライナーがナイル・ロジャース&シックだと思わせるようなファンキーな花火大会で共に祝った。この夜は間違いなく記念すべきものとなった。

この独立記念日を祝う3日間は、70年代から80年代へ戻る旅である。どんな人々もあらゆる人がそこへ集まり、十中八九の確率でみんなのお気に入りの曲をプロデュースしているだろう伝説の人を見たのだ。 ロジャースはグラミー賞を3つ獲得しており、ロックの殿堂入りも果たしている。その彼が「アイム・カミング・アウト」「ウィ・アー・ファミリー」「アイ・ウォント・ユア・ラブ」、さらにはマドンナのヒット曲である「ライク・ア・ヴァージン」といった往年のポップ・ソングで観客を魅了した。キンバリー・デイビスとフォラミによる興奮するほどゾクゾクし、しかもソウルフルなボーカルはパフォーマンスを完璧なものにした。

ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団がまず、現在ここにいる男女すべての人たち、或いはこの国に仕えた人達に敬意を表してコンサートをスタートさせた。

次の出演者は「ドラムライン・ライブ」で、昨年のコーチェラ・フェスでビヨンセと共演(そのショーは「ビヨチェラ」と呼ばれる程評判となった)を果たした才能豊かなダンサーたちである。彼らはロジャースとシックの待望のパフォーマンスがいよいよというタイミングで観客を盛り上げた。

コンサートの途中、ロジャースは感情的になり、彼がガンを完璧に克服してこのハリウッド・ボウルでパフォーマンスしたことがどれほど幸運なことなのかということを話し始めた。ロジャースが観客に向かってスマートフォンなどのライトを照らして欲しいと頼んだのはまさにこの時だ。 「みんな、見上げてみてくれ!周りを見回してみてくれよ!そう、まさにこんな風だったんだ!まるで星たちの彼方から飛んできたみたいに、二人のフランス人、ダフト・パンクと呼ばれている男と、もう一人の紳士、ファレル・ウィリアムスから僕に電話がかかって来たんだ。そして僕たちは一緒にいくつかの曲を書いた。その中の一曲が「ゲット・ラッキー」なんだ。ここ、カルフォルニアのハリウッド・ボウルのステージでね、これだけはハッキリと言える。僕は100パーセント、ガンを克服したんだ。だから僕は世界一ラッキーな男の気分なんだ!!!」

この思い出深いコンサートは、軍楽隊のパフォーマンスと、夜空をまるで魔法が包み込むように照らした花火で幕を閉じたのだった。

情報元:FLAUNT

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